2017年05月06日

憩いの室って何だよ・・・B

熱も下がり、残る症状は圧痛のみ。
他に悪い所も無く(自覚症状)、看護師さんに「元気な病人」と言われます。
いくら元気でも食事は取れませんが。

寝ている間に抜けかけたり、角度で点滴の速度が変わったりと何かと問題のある、手首の翼付静注針。
看「なんでこんな位置に刺したんでしょうねぇ。普通もっと中側にするのに。」
た「さぁ。」
「俺が刺したんじゃねぇよ。処置室の看護師に聞いてくれよ!」
と言う言葉は、言いたいけど黙っておきます。
えぇ、大人ですから。
翼付静注針は3日で交換なので、今度は手首と肘の中間辺りに変更してもらいます。
手首には何度も抜けかけを押し込んだ傷が残りました。
正しい位置は抜ける心配もないし、まぁ点滴の入りの良いこと。

4/11(火)
腹部の圧痛もなくなり、担当のO医師から
O「明日から食事を再開しましょう。」
のお許し。
絶食5日間。やっと栄養が口から取れます。
点滴のおかげで不思議と空腹は感じないのですが、周りの食事の匂いが結構苦痛でした。
なにしろ、元気な病人ですから。
癌で食道を摘出した父が、口から食事をする事にこだわっていた理由が、少しですが解った気がします。
続けて
O「退院は木曜と金曜のどちらが良いですか。」
た「早い方でお願いします。」
と、4/13(木)の退院が決定しました。

4/12(水)
ついに、121時間ぶりの食事です。
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右上から、冷奴、裏ごしした缶詰の桃、具がお麩のみの味噌汁、3分粥。
噛む必要のないものばかりですが、消化器がすっ空かんなのと、よく噛んで食べる指示があるので、良く噛んで食します。
裏ごしした缶詰の桃も噛みました。
減量後のボクサーが最初に食事を取ると、吐き戻してしまう表現が良く見受けられますが、実際空の胃に食物を入れると吐いてしまうらしく、看護師さんに吐き気はどうかと食後聞かれます。
幸いに吐き気はゼロだったのですが、小腸がビックリしたらしく、せっかくの食事は15分ほどで体内を通過して行きました。
ちなみに、排便は4日ぶりです。
えぇ、食べてませんから。
食後、抗生物質の点滴を済ませたら、管理栄養士さんの食事指導があります。
栄「自宅に帰られたら食事はどなたが作られますか?」
た「自分です。」
聞いてはいけない事を聞いた様に、管理栄養士さん一瞬固まります。
た「で、どうすれば良いんですか。」
栄「この表の下が避けて欲しい食材、上が取って欲しい食材になります。」
ここでポイントとなるのが、低残渣。朝食のカードにも
Keisitsu2017C-2.jpg
ほらこの通り。低残と書いてあります。
要するに、憩室のある大腸に着くまでに未消化物が無い様にすることが大事だと言うこと。
未消化物が憩室に詰まったら、元の木阿弥ですから。
実際、再発率が高いそうです。憩室炎。
で、避けるべき食べ物。
牛肉、豚肉、イカ・タコ・貝類、きのこ類、海藻類、豆類、ナッツ類、果物(特にベリー類)、山菜、葉物野菜、繊維の多い野菜(ゴボウ等)、全粒粉パン、蕎麦、香辛料、アルコール。
なんだか、好物ばかりです。
た「お粥がメインなら、梅干しは。」
栄「裏ごしすればOKです。病院の献立表が参考になると思います。良く噛んで食べて下さいね。」
どうやら、お粥と卵と豆腐とササミと練り物の食事が延々続きそうです。
これが昼食。
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茶色いのは、紅茶のゼリーでした。
通過時間は1時間と少し延びました。
夕食
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ジャガイモとニンジンは、消化が良いようです。
通過時間は3時間。基本、ゆるゆるです。

4/13(木)
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良く晴れました。
朝食は
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5分粥になりました。
そう言えば昨日、管理栄養士さんが
栄「お粥は、3分、5分、7分、全粥と変えて行くんですが、5分までですねぇ。」
と言っていました。
ひょっとして、退院しちゃダメなの?ワタクシ。
O医師の回診で、大腸内視鏡検査を進められます。
O「人間ドックだと全負担ですが、治療の一環なので保険が効きますよ。」
た「じゃぁ、このまま居残って検査することはできますか。」
O「今日は無理なので、明日なら・・・。」
た「じゃぁ、一旦退院して外来で検査ですね。」
O「そうですねぇ・・・。あっ、でも今だと炎症が治まったばかりだから、内視鏡で刺激しない方が良いかと。」
先にそう言わんかぁ〜い!
O医師、ちょっと頼りないんですが・・・。
(ちなみに憩室炎で画像検索すると、グロい内視鏡画像がいっぱい出てきます。)
かかりつけの医師が、元々消化器内科医なので、今後はそちらに相談することにしましょう。
看護師さんが治療費の計算書を持って来てくれました。
¥82,026也。平日なのでカード払いOKです。便利なもんだ。
看「今後の経過観察診断はO医師から話がありました?」
た「いいえ。大腸内視鏡検査のお勧めはありましたが。」
看「聞いておきましょうね。」
そのままお昼
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最後の病院食です。夕飯からは自分で考えて作らないと。
荷物を片づけ、服を着替えたら、ズボンがゆるゆるです。
えぇ、5日絶食、2日お粥ですから。
今後の経過観察診断の話は何もなく、ナースステーションに顔を出しても何も言われず。(O医師居たのに)
釈然としないまま、母親に退院の挨拶をし、会計を済ませて退院しました。
帰りがけマックスバリューで低残渣食材を買い込みます。
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川沿いの桜は散り始めでした。
帰宅して荷物を片付けると、動きたくないくらい疲れています。
体力の低下は深刻な様です 

PS
1週間の入院で2kg体重が落ちましたが、3日の自宅療養で+0.5kg。2週間仕事して、−1.5kg。
仕事による疲労感はハンパなく、帰宅後に家事を片づけるのは中々の苦行でした。
このGWは休養のため殆ど出歩いていません。
よって、+1.5kg。
元に戻る日は、そう遠くない。
ちなみに、今も低残生活です。
posted by たま。 at 12:38| 山口 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月03日

憩いの室って何だよ・・・A

4/8(土)
入院2日目。
起床時間が6時なので、普段と同じですな。
朝は6時半頃から検温と血圧測定が日課となります。
回りのベットは皆さんは、高血糖を持っている60歳以上の方の様で、血糖値の測定が加わってました。
36.8℃と熱は下がって来ました。血圧は120−78と至って正常。
7時頃お茶が配られるので、持参の水筒に入れてもらいます。
ワタクシが口にできるのは、これだけ。 なにせ
Keisitsu2017B-1.jpg
ですから。
7時半からの食事時間は、食事の匂いが漂って来て、まぁ〜ツライこと。
昨日の朝食から既に25時間絶食ですから・・・。
読書とネットで時間をつぶし、10時に再び検温と血圧測定。あと便の状況を確認されます。
ここで重要なのが、色。
黒っぽかったり、血が混ざっていたら、憩室から出血している可能性大。
幸い、茶色でした。
確認が済んだら、今日の点滴開始です。
昨日の夕方と同様に
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セフメタゾール1gと生食100ml。
これと合わせて
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ポタコールR輸液 500ml。
これが2時間と少々かかります。
この間は持参した映画のブルーレイを観ることに。
ちなみに、TVは観ません。
なぜなら、随所に食べ物の映像や情報がてんこ盛りだから・・・。
で、ブルーレイを観ようとすると・・・観れんがな!
PCプレインストールの東芝製メディアプレイヤーが、言語・字幕選択のところでスタックして先に進みません!
東芝、こんなところまでポンコツ。
このままでは10本近く持って来たのが、全部無駄になります。
暫し考え、無料ソフトで対応することに。
フリーソフトも考えましたが、安心の有料ソフト体験版にしましょう。
ぱっと思いつくのは、Corel WinDVD か CyberLink PowerDVD。
Corel WinDVDに体験版が無かったので、CyberLink PowerDVDにします。
試聴期間30日なので、入院期間では問題なし。
無事に1本観終わった頃、点滴も終了。
不思議と空腹感も無くなっています。
ナースコールで看護師さんを呼ぶと、次の輸液と共に登場
Keisitsu2017B-4.jpg
ビーフリード輸液 1000mlです。
どうやら、これが食事の代わりの様です。
看「これ、血管痛が出るから、痛みが強かったら遅くするから言って。」
た「大丈夫そうです。」
これが、4時間以上かかります。
あまり早いとそのまま尿になって出て行くし、本当に手首の血管が痛い。
ひたすら時間潰しですが、手首の翼付静注針が抜けそうで、心理的に昼寝はし辛い。
17時過ぎに終了し、1日の仕上げはセフメタゾール1gと生食100ml。
10時過ぎに始まった点滴は、18時過ぎにようやく終了。
血液凝固防止剤を注射し、翼付静注針のチューブを巻いて手首に固定し、治療終了。
後は21時半の消灯まで、再び時間潰しです。

基本、このルーティーンの毎日になります。
3日目、体温は36.4℃と平熱に下がりましたが、右下腹部の鈍痛は残っています。
この鈍痛が無くなるまで、絶食&点滴生活が続きます。
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窓の外を見て、溜息をつきながら。

そうそう、絶食なので、歯を磨かなくても良いか。
と、思いましたが、口中がネバ付いて気持ち悪い。
姉に歯磨きセットを持って来てもらい、食事もしないのに朝晩歯磨きです。
あと、点滴が終わると翼付静注針のチューブに血液が逆流し、少し焦ります(笑)
posted by たま。 at 22:46| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

憩いの室って何だよ・・・@

憩室炎(けいしつえん)とは、消化器官にできたくぼみが炎症を起こし、激痛や熱などを伴う病気で主に大腸で見られます。
(今回は、ほぼ文です。)

4/6(木)
通常通り出社し、朝の検温。36.3℃と異常なし。
11時頃から体がダルくなり始め、昼休み席で20分くらい仮眠して午後の会議へ。
15時頃から腹部に鈍痛を感じ始めトイレ行くも異常なし。
16時半、鈍痛とだるさ。寒気も加わり座っているのがやっと。
17時17分。定時後2分で職場を後に。
体調不良での85km通勤はキツい。良かった、EyeSight付けてて。
途中給油して18時50分帰宅。
夕食と翌日の朝食を準備し、夕食を掻っ込んで検温。38.0℃也。
麻黄湯と新ビオフェルミンSを飲んで21時過ぎに就寝。

4/7(金)
6時起床。朝の検温は37.6℃と出勤禁止値37.5℃を超過。相変わらず腹部に鈍痛。
朝食後、便が緩くなったので、ウィルス性胃腸炎と思い、かかり付けの医院に行くことにして、8時に職場へ年休の連絡。
空いている時間を狙い、11時に医院へ。予めの検温は37.5℃。
医「どうした。」
た「腹部に鈍痛があって、熱が37.5℃あります。朝少し緩かったです。」
医「はい、口開けて。うぅ〜ん、少し赤いなぁ。横になって。」
診察台で腹部を触診されると、痛みが右下腹部に集中していることが判りました。
医「位置が盲腸と同じだなぁ〜。念のため血検査しよう。」
採血し、しばし待ちます。
医「白血球の値が11,500あるな、盲腸だと13,000くらいだから・・・。ウィルス性胃腸炎よりも
  盲腸炎か憩室炎の可能性が高いなぁ。」
た「・・・。」
医「CRPも6あるし。普通は0.3以下だから・・・総合病院で検査してもらお。今から行ける?」
た「はい。」
医「昼まで時間がないから、紹介状書こう。S病院とH病院どっちにする。」
た「S病院で。母が入院しているんで、万が一入院した時身内の連絡が楽なんで。」
事前連絡してもらい、紹介状を持って、S病院へ。

内科受付に紹介状を出すと、5分で処置室へ誘導されます。
診察台に寝かされ、再び検温と採血。
待ってる間にいきなり右手首に針を刺され、点滴が始まりました。
どうやら熱が38℃を超えている様で、看護師さんに「つらいでしょ。」
と言われますが、そ〜でもないんですけど。
暫くして血液検査の結果を持って、内科のO医師が登場。
普通に触診した後、体を横向きにして更に触診。
O「まぁ〜、たぶん盲腸ですねぇ。」
た「切るんですか。」
O「盲腸は痛くなった時が切り時ですから。確認のためCTとX線見ましょう。」
人生2度目の車椅子に乗せられ、放射線科でCT、腹部X線(平面、横向き)検査。
内科に戻されて、診察台に寝かされ待機。
O「盲腸じゃなくて、憩室炎ですね。上行結腸に出来ているから紛らわしいんですね。」
た「入院ですか。」
O「絶食して抗生物質を投与するので、自宅でもできますが仕事には行けませんよ。
  腸を空にしたいし、点滴の方が抗生物質の効きが良いので、入院を勧めます。
  1週間くらいですね。自宅だと2週間はかかります。」
た「じゃぁ、入院します。準備のために一旦帰宅させて下さい。」
O「外出許可を出しておきます。」
再び、車椅子に乗せられ6階の668号室へ。4人部屋の窓側のベットです。

担当の看護師さんと面談し、書類を作成。
この時点で点滴はぶら下げているスタンドを押して歩く様になってます。
さっきの車椅子は何だったんでしょう。こっ恥ずかしかったのに。
看「同居されているご家族は?」
た「母が。」
看「連絡先は?」
た「622号室に居ます。」
看護師さん、しばし絶句。
看「ほっ他に連絡先は?」
た「姉夫婦になります。連絡先は○✖△・・・。」
一時帰宅するので、少量の水分以外は口にしてはならないこと念押しされます。
刺さってる点滴が終わるのを待って、母親に事情を説明して、一旦自宅へ。
1週間分の下着、靴下、タオル。暇つぶしの本とノートPCと映画のブルーレイをひっ抱え
上司2人と部下のうち主任6人へ事情説明のメールを入れ、姉に同様の連絡を済ませます。
イタズラ防止の為、レガシィを病院玄関の真ん前に駐車し、いざ、入院です。
テレビ視聴用カードを購入し、入院着に着替えたところで本日2度目の点滴。
Keisitsu2017A-1.jpg
セフメタゾール1gと生食100mlです。
今日はここまで。
後は読書とメールチェック。
当然、少々空腹ですが、21時半の消灯に合わせ諦めて寝ます。

人生2度目の入院ライフ、開始です。
週末は満開の桜を見に行こうと思っていたのになぁ〜。
あぁ〜あ・・・。
posted by たま。 at 23:50| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする